僕はそれで良いと思います。

日記とかそういうやつ

#7.占い師に占われてきた。

モチモチの木と申します。

 

今年の3月に無職になりました。半年近く経ちますが未だ無職です。
最近は昔お世話になっていた就労支援事業所にまたお世話になりながら就職活動中です。
失業保険のありがたさが身に染みます。

 

そんな折、知り合いから「自分の知り合いに占いやってる人がいるんだけど、ちょっと見てもらわない?」と言われた。
正直、ちょっと怪しい話だったら嫌だなと思いながらも、好奇心には勝てず「まぁ、話のネタにでもなれば良いか」くらいの感覚で見てもらうことにしました。

 

事前に知り合いからその占い師の特徴、何を見れる人なのか、どういう占いをするのかを教えてもらいました。

・27歳くらいの女性。

・中学生みたいな見た目。

・自発的に話しかけて来ないので何を考えてるのかあまりわからない。

・霊感があり、幽霊が見える。オーラが見える。守護霊が見える。

・手相占いができる。

・タロットカードでの占いができる。

・自分からいろいろ聞かないと何も話さないので事前に質問内容を考えておいた方が良い。

・料金は1,000円〜2,000円くらいで、時間はほぼ無制限。

 

だいたいこんな感じでしょうか。
質問内容を用意しておいた方が良いとのことでしたので占い当日まで考えていました。

 

そして占い当日。
とある飲食店の隅のテーブル席にて占いが始まりました。

 

軽い挨拶をして、まずはオーラの色と意味について聴きました。
占い師が目を細めて体を左右に揺らしながら僕の背後を覗き込む。
占い師「オーラの色は水色。えーと、意味は何だったかな」スマホ ポチポチ「あ、誠実とか真面目、思いやりがあるって意味だね」

いや、こういうのってスマホで調べるんだ...と思いながら続いて守護霊について聴きました。

占い師「うーん...父方のひいおばあちゃんだね」

...... なんとも反応に困る...

会ったことも写真で見たことも無いしさ。まあでもそんなもんかって思いながら自分自身のことについて次々と尋ねていきます。

僕「どんな仕事が向いているとか分かりますか?」
占い師「ちょっと左手見るね。」ペタペタ
   「うん、人から好かれやすい性格で思いやりがあるから、営業か福祉関係が向いてそう...」
   「あ、でも極度の心配性だね。特に人と話すときに傷つけてないかとか退屈じゃないかとか過剰に心配しちゃっているね。」
営業に向いてる気は全然しないけど、心配性な面が生きづらさに繋がってるのは実感していたし、話しをするときの気持ちが当たっていて見抜かれた気がして少しドキッとした。

 

次は寿命、健康について。
僕「だいたい何歳くらいまで生きそうですか?」
占い師「そうだね。だいたい...86歳くらいかな?」ペタペタ
僕「もうちょっと早く死にたいなぁ」
つい言葉に出ちゃったけど86歳は生きすぎだ。

 

続いて恋愛について。
僕「今まで彼女のいない人生だったんですけど、これから先どうでしょうか?」
占い師「あー、本当だ。今までいなかったんだねw」ペタペタ←何わろとんねん
   「30歳!30歳のときに出会う人がそのまま奥さんになるよ。」
僕「え、じゃあ、それまで彼女出来ないのかぁ...ちなみにどんな女性と合うとかあります?」
ここでタロットカードを取り出して、裏向きのまま何枚か僕に引かせる。
引いたカードを占い師に渡し、綺麗に並べる。
占い師「歳上で優しくて、自分を引っ張って行ってくれる感じの人との相性が良いね。逆に歳下は全然合わないかも」

なるほど、たしかに僕は歳上が好きだ。なんて相槌を打っていたら占い師が衝撃の一言を言った。

占い師「良ければ紹介しようか?」
僕「はい?」

流石に冗談かと思ったが

占い師「年齢差って何歳くらいまで許容範囲?知り合いに29歳の女教師がいるんだけどさー。そろそろ恋がしたいって言っててね...」

結構ガチめに紹介しようとしてるやん...
「占い師」「女性の紹介」この2つの単語から僕の脳内ではじき出される次の言葉は「洗脳」だった。
流石に怖くなってきて、曖昧な感じで恋愛面の会話を切り上げた。
今思うと少しもったいないことをしちゃったかな。

 

次に友人、知人関係について聞きました。
ここで気づいたのですが、僕の性格とか気質的なところは手相を、僕の関係者やこれからの運命について占うときはタロットカードを使うようです。

僕「仲の良い友人がいるんですけど、これからも仲良くいれますか?」
カードを引く。
占い師「うん、大丈夫だよ。」
すげえあっさりしてる。

僕「仲の良い友人が県外で暮らしてて、なかなか会えないんですけどまた皆で会うことってありますか?」カードを引く。
占い師「2年後に会えるみたいだね」
あっさりしてる。

その後、今この場にいない人間についてどの程度占えるのかについて気になって、友人、知人の家庭についてやこれからのことを占ってもらってみました。
一応、ちゃんと答えてくれてタロットカードでそんな分かるもんなのかと思いました。タロットカードすげえ。

 

この時点で約1時間。
流石に疲れてきたので最後に今年と来年について占ってもらいました。

タロットカードを13枚引いて渡し、円状に並べる占い師。
占い師「今年の11月に大きく環境が変わるみたい。あと良い出会いがあるはず。」
   「金運は10月がきついけど11月が良いみたいだね」

なんか11月が結構重要となるみたい。

来年は特に心配するようなことは無いと言っていました。

 

とまあこんな感じで締め、お礼を言って、代金を渡して店を後にしました。

当たっているかどうかはともかく、彼女出来るのはかなり先なんだなーってことで少しガッカリしながら、「今日は女教師モノの気分だな」と思いながら家へ帰りました。